2011年9月12日月曜日

犬の事業仕分け














家族で帰宅した際、
出迎えのくーちゃんは父に直行した後、
約10分間飛び掛かり、舐めたり、悲鳴をあげたりし続けます。

その間、私たち三人(母、姉、私)はまったく存在しないものになります。
呼んでも目すら合わせません。
その様子に父はとても満足気です。
これほどの屈辱があるでしょうか。

その代わりといってはなんですが、
前任者であるボステリは、私たち3人が好きで父を苦手としていました。
しかし彼女はもういません。

知らぬ間に、家庭が2極化していたのでしょう。

父がいないと傍にきて甘えてくるのですが、
もはや素直には喜べません。
「補欠に出番が回ってきたよ」と言われているようなものです。

こうして私たち(私とくーちゃん)は、しこりを抱えたまま、
今日も一緒に暮らしております。

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